
「古民家って寒いの?」
「住んでみたら寒いんだけどこんなもん?」
古民家暮らしを夢みる人、もしくはすでに住んでいる人はこのような悩みを抱えている方も多いです。
結論から述べると、古民家は寒いです。
何かしらの防寒対策をしなければ寒さで凍えてしまうことになります。
この記事では古民家が寒い理由と自分でできる古民家の防寒対策について解説していきます。
古民家が寒い理由
なぜ古民家は寒いのでしょうか。
古民家が寒い理由は主に3つあります。
・隙間風が多い
・断熱材が入っていない
・日光が入ってこない
隙間風が多い
古民家は隙間風が多いです。
使用されている木材の劣化などにより構造上の歪みが生じ、隙間が空いている箇所が多くなります。
この隙間を通じて外気の風が入ってくるため寒さを感じやすくなっています。
断熱材が入っていない
古民家の多くは断熱材が入っていません。
断熱材が開発されるよりも前に立てられたものだからです。
断熱材がふんだんに使われている方が古民家に引っ越すとより寒さを感じやすいです。
日光が入ってこない
古民家は吹き抜けなどがなく、日光が入りにくい構造となっています。
実際に古民家に対して暗いイメージを持たれている方も多いです。たとえ太陽が出ていて日の光が差していても古民家には入ってこないため、どうしても寒くなってしまいます。
自分でできる古民家の防寒対策
自分でできる古民家の防寒対策は主に4つあります。
・隙間風テープで隙間を埋める
・遮熱カーテンをつける
・暖房器具を設置する
・スリッパを履く
隙間風テープで隙間を埋める
隙間風テープで扉や窓にある隙間を埋めましょう。
窓サッシやドア、引き戸は隙間ができやすく、そこから隙間風が通りやすいです。特に外気に触れる位置の隙間ほど冷気が入ってきやすいため念入りに塞いでください。
遮熱カーテンをつける
窓には遮熱カーテンをつけましょう。
遮熱カーテンとは熱を反射する機能を持つカーテンのことで、冷気を室内に持ち込まないようにしてくれます。また、カーテンがつけられない小さな窓には遮熱シートをつけると良いでしょう。
暖房器具を設置する
一番手っ取り早い防寒対策は暖房器具を設置することです。
古民家ということで雰囲気を考えると一番はやはりこたつでしょう。
電気代もエアコンやガスヒーターと比べると安いと言われているため、時間を気にせず使うことができます。
スリッパを履く
足が冷える場合にはスリッパがオススメです。
古民家は床が冷えやすいため、足から寒さを感じることが多いです。裏起毛がついていたり底が厚いスリッパを履くことでより寒さを防ぐことができます。
伝統工法古民家『再生』『リフォーム』『リノベーション』のことなら『すぎもと工務店』へ
この記事では古民家が寒い理由と自分でできる古民家の防寒対策について解説してきました。
古民家はきちんとした防寒対策を行わなければ寒さを感じやすいです。もし、自分で防寒対策をしてみて物足りなさを感じたら一度私たち杉本工務店にご相談ください。
専門家としての立場から少しでもお力添えできればと思います。