次世代につなげる大幅古民家の再生建築
歴史ある家屋にありがちな間取りや天井の高さを、今の時代に合わせた、そして生活スタイルにあわせた古民家再生をいたしました。
強度の高い構造用合板や筋かいや金物を用いて、適切な補強を実施しております。
一般に、コンクリートや鉄骨の建物は、完成時に最も強く時間が経つにつれ強度はおちていくと言われますが、逆に木材は時間とともに強度を増していく為、木造の建物も強度を増していきます。
樹齢100年の檜の場合、伐採されてから100年後に最も引っ張り強度・圧縮強度が増すことがありますので、この木材自体の質を考え熟練された職人によって適切な仕組みを保存することが大切です。
また、暮らしの新しい常識である蓄熱式暖房器をとりいれる提案から、
夜間電力で蓄えた熱を日中徐々に放熱するシステムを設置。
燃焼ガス発生の心配がなく空気を汚さず常に心地よい暖かさが持続しますので、家の中で最も過ごす時間の長いリビングルームなどの局所暖房、あるいは全館暖房に最適です。
在住家族構成 | 母・夫婦+子供1人 |
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延床面積 | 208㎡ |
敷地面積 | 310㎡ |
工法・構造 | 木造軸組 |
竣工期間 | 11ヶ月 |