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加西市M邸 古民家再生

古き良き趣はそのままに、新たな技術や工法も積極的に取り込んだ新旧調和のとれた家に生まれ変わりました。
旦那様ご希望の薪ストーブを設置。立派な梁を見せた開放的なLDKを創出しました。
薪ストーブは輻射熱が光のように人に届き、直接人の身体や部屋を温めてくれます。天井にはシーリングファンを取り付け家全体に薪ストーブの温かさが行き渡ります。
薪ストーブのゆらゆらと燃える炎を眺め、ゆったりとした大人の時間を感じることができるのはあこがれますよね。

男の浪漫、薪ストーブ設置。広々とした空間の中でもひときわ存在感があります。 ストーブステージにはタイルではなく、こだわりの十和田石を使用。
シーリングファンが薪ストーブの熱を部屋全体に行き渡らせてくれます。 開放的な吹き抜けには明り取りの窓を4か所設置しています。
「キッチン」
新しいステンレスキッチンは合わないと思われますが、杉板の風合いと調和してモダンな雰囲気がでて良く合います。キッチンの床は掃除し易く、汚れがつきにくいタイル貼りです。
転落防止を兼ねた格子を設置。
階段下には収納が2か所あるんです。
2階ホールの手摺は大工さんオリジナル。木を編み込んだ様なおしゃれな形状になっています。
1階奥の御祖母様のお部屋です。天井は「竿縁天井」になっており杉板のみ新しく張り替えています。杉板は下の説明にあります「浮造り加工」です。 奥には御祖母様専用の使い勝手の良い水回りとトイレを設置してあります。
「浮造り加工」
杉は柔らかく、ブラシで柔らかいところを飛ばしてやることで木目がきれいに出る加工です。
カンナで削って仕上げただけの板よりも表面に凹凸ができ、天然木ならではの美しさをより際立たせます。
床は全て浮造り加工を施してあります。画像を拡大して頂くと質感が分かると思います。
「玄関」
天井は既存のものを使用して、着色のみを施してあります。古いものを活かして新たに生まれ変わらせるのが古民家再生の醍醐味ですね。
玄関から見える様に飾り棚を設置して、訪問されるお客様をおもてなし。

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