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reform-care01介護される方、介護なさる方・・・どなたにも優しい介護リフォーム

ご高齢の方やお身体の不自由な方が、ご自宅で安全で快適な暮らしを 送るためには、不便な所を見直し、住宅環境を改善する必要があります。 住宅を介護しやすい環境にリフォームするには、例えば、 居室からトイレやお風呂までの移動距離を短くする、 廊下や出入り口の幅を広くして、車いすでも通りやすくするといった スムーズな動線の確保や、扉を引き戸にする、介護される方と介助者、大人2人分のスペースを確保する、 段差や住居内の温度差をなくす、滑りにくい床材にするなどのポイントがあります。

住宅を介護リフォームする事で、家庭内の事故を予防する事ができ、 また、介護される方の生活動作がしやすくなる事で自立度が増し、 それによって介護される方の負担も減らす事ができます。

なお、「要支援」「要介護」認定を受けた方のための住宅リフォームには、 工事内容により介護保険が適用されます。

 
使用頻度の高いトイレ、事故の多いお風呂場を、安全・快適にするリフォーム

住宅を介護リフォームする際に、特に重要なのがトイレとお風呂場です。 介護される方、介助者双方にとって、安全・快適にリフォームするには、 次のようなポイントがあります。

トイレリフォームのポイント

  • ドアを引き戸にする。
  • 出入り口の段差をなくす。
  • 車いすを使用する場合にも対応できるスペースを確保する。
  • スペースが狭い場合は、省スペース型の便器にする。
  • 立ち座りの負担を軽減するため、和式便器から洋式便器にする。
  • 適切な場所に手すりをつける。
  • 温水洗浄便座トイレにしたり、ヒーターを取り付けて、ヒートショック対策をする。

浴室リフォームのポイント

  • 入浴に介助が必要な場合は、介助者が入れる広さの洗い場を確保する。
  • 出入りがしやすいように、浴槽の高さを浅めにする。
  • 浴槽の縁に腰掛スペースのある浴槽などを採用する。
  • 手すりを設置する。
  • 床を滑りにくくする。

住宅を介護リフォームする際には、介護が必要な方のお身体の状態やスペースに合わせたリフォームを 考える事が大切です。

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