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「田の字型」の開放感を生かした間取り

大正7年竣工の旧来住家住宅は、母屋の全体構造は中央に廊下をはさんだ南北2列の間取りで、南列が接客空間、北列が家族空間、東端が台所、風呂などの空間となっています。

明治時代以降に発達した中廊下式の平面形ですが、廊下を畳敷きとしたことで南北空間に連続性があります。
母屋座敷の床の間の矢筈張天井のように、見えないところにも凝った手法が用いられています。
建築用材の目録、経費出納簿、家政禄などが残り、家屋の履歴がはっきりわかり、当時の最高級の用材と最高の技術を用いた当家屋は、数ある高級民家の中でも特にすぐれており現在では用材の入手はもちろん、建築にあたって釘が1本も使われておらず、技術的にも再現することは容易ではない建物です。

「部屋の利用もできます。

旧来住家住宅では、まちづくり拠点として多くの方に活用していただくため、見学(無料)だけでなく、部屋の利用が可能となっています。お茶の練習や句会、パッチワークグループ、舞踊のほか、子どもいけばな教室や茶道教室でも活用されています。  利用を希望される方は、事前に旧来住家住宅まで御連絡ください。

開館時間 午前10時~午後6時
(10月~3月の時期は午後5時閉館)
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
入館料 無料
使用料 母屋和室 一室につき100円
離れ和室 一棟につき200円
※1時間あたり使用料
問い合わせ 旧来住家住宅
〒677-0015 西脇市西脇394-1
TEL 0795-22-5549

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